市原

「キャリア」というと自分一人で築き上げていくものというイメージがあると思いますが、大切にしたいのは、チームでの仕事を通じて、仲間と共に成長していく「チームキャリア」という考え方です。

例えば、フリーランスの場合、一人で仕事をすることが多く、孤独に感じてしまうこともありますが、チームで仕事をすれば、大変な時期を乗り越えたり大きな仕事にチャレンジしたりしていく過程も仲間と一緒なので、無理なく取り組めると思っています。

一人孤独にキャリアに向き合うのではなく、仲間と助け合い、補い合いながらキャリアを築くことを「チームキャリア」と呼んでいます。

市原

そうですね。会社では必然的にチームで働くことになるので「チームキャリア」を築けるように感じますが、実際のところ、チームで何か成果を出したとしてもその要因が明確になっていないことがほとんどですよね。

そのチームがいい仕事をできたのには、「AさんとBさんの連携がよかった」「Cさんのディレクションがよかった」「Dさんが裏方で頑張ってくれた」などいろんな要因があるわけですが、それが可視化されてはいません。

新しい仕事やプロジェクトに同じメンバーで取り組んでも「今回はイマイチ成果を出せなかった…」といったことがあったりします。

市原

プロジェクトの実績はその人だけのものではないわけですから、その人がプロジェクトで何を担ったのかがわかったほうがいいですよね。
チームのことを自分たちでしっかり理解できてこそ、更なるキャリアアップが目指せると思います。

「私たちのチームにはこんなメンバーがいて、お互いの強みを活かしあったり、弱みを補い合ったりしながら、こうやって成果を出すことができます！」と胸張って言えるようになったら、新しい仕事にも自信を持ってチャレンジできるじゃないですか。

フリーランスであっても会社員であっても、そんな最強のチームやパートナーがいたら、大きなプロジェクトにも転職にも前向きに臨んでいけると思います。

市原

僕たちの世代はもしかすると70越えても働かないといけなくなるかもしれません。
そうしたとき、仕事が「嫌だ」とか「つらい」だけのことになると、「一生つらい…」ということになりかねないですよね。
また、近年はコロナ渦やAIの発展などで時代の変化が加速し、新しい価値観が芽生え、企業も働く人も新しいチャレンジが求められています。

長く働かないといけないこと、またチャレンジしないといけないこと、この2つが必要になってくると思います。
その時一人ではなく気の合う仲間と一緒ならば、その仕事やチャレンジは「辛いもの」ではなく「楽しく、ワクワクする旅」になるのではないでしょうか。

「チャレンジしなければいけない」ではなく、「チャレンジしたい」という気持ちにシフトさせ、苦難の時代を前向きに歩んでいけるような社会、「働くことで幸せになれる社会」の一役につながればいいなと思っています。

市原

Crewtoのサービスは、チームと企業を繋ぐ「チームビジネスマッチング」です。

求人を募集している企業が、フリーランスや転職希望の会社員を複数人まとめて採用したり（＝チーム求人）、業務をアウトソーシングしたい企業がフリーランスチームに依頼したり（＝プロジェクト案件）することができます。

市原

所属しているチームやビジネスパートナーがいないという方向けに「メンバー募集」機能を新たに実装しました。本当につい最近のアップデートになります。

メンバーを自ら募ったり、所属したいチームを探したりすることができるので、今後のキャリアを一緒に築いていく仲間やチームとの出会いの場としても、Crewtoを活用してもらえたら嬉しいです！

市原

私生活において、「人生のパートナーを得て人生を豊かにしたい」と願っている人はきっと多いと思います。それに対してビジネス上のパートナーが欲しいとはあまり聞きません。
「キャリアは自分一人で築くもの」という固定概念があるからだと思います。

人生のパートナーを求めるように、「ビジネスパートナーを得て、市場価値を高め、キャリアアップしたい」と願うことが一般的な事になっていい気がします。変化の激しい時代を「自分らしさ」を失わずに駆け抜けていくためにも、助け合い補い合える仲間の存在はきっと必要になってきます。

Crewtoを通じて、一緒に働きたい仲間やチームと出会い、共に充実したキャリアを築いていってもらえたら嬉しいです。